前髪からフケが出ることもあるの?

掲載日:2020.02.18 更新日:2020.07.17

この記事の監修 アンファー株式会社

前髪のフケは特に生え際から落ちていることが多いものです

フケは、頭皮全体から出るとは限りません。
頭皮の一部から特にたくさん落ちる場合もあります。
その場所が生え際だった場合は、自然とそのまま前髪に付着しやすくなります。

白いさらさらとしたフケは、よく濃い色のジャケットの肩口などに落ちているのを見かけますが、これは、頭から自然とその場所に落ちているからです。
同じように、生え際で発生したフケは、自然と重力に従って落ち、前髪にくっついてしまうのです。
そのため、前髪にフケがついているのに気づいたら、ジャケットやほかの場所にフケがないかどうか確かめるのと同時に、生え際付近の皮膚に異常がないか確かめてみましょう。

頭皮は全体がひと続きになっているものですが、その中でも前髪に目立つというときは、前頭部に何らかの異常が起こっている可能性が高いからです。
もし、ほかの場所にはフケが落ちていない場合は、特に生え際の頭皮の状態に気を配る必要があります。
赤みやかさつき、できもの、肌荒れなどが起こっていないかどうか確かめてみてください。

保湿対策をしっかりとりましょう

生え際のフケが、かさかさとした白い粉状のものである場合は、乾燥が原因でフケが出ていると考えられます。

生え際は、シャンプー剤のすすぎ残しや、シャンプーや洗顔時の洗い過ぎなどによって乾燥することや、肌荒れを起こすことがあります。
また、最近シャンプーを変えたという場合は、シャンプーが頭皮に合っていないせいでフケが出ている可能性もあるので、シャンプーを一度元に戻してみるとよいでしょう。

一方、べたついた脂っぽいフケが出る場合は、皮脂の過剰分泌によるフケが起こっている可能性があります。
このような皮脂の過剰分泌は、脂漏性皮膚炎という皮膚炎を引き起こす原因にもなるものです。
皮脂の過剰分泌も、もともとの原因は乾燥である場合があります。
乾燥をカバーしようとして皮脂が大量に分泌され、肌に異常をきたしてしまうのです。
どちらの場合も、生え際や頭皮を清潔に保って、ローションなどで適宜保湿を行いましょう。

それでも改善しなければ、皮膚科にかかるのが解決への近道です。
外用剤などの薬をもらうことができますから、指示に従って利用してください。

生え際や頭皮の血行促進を心がけましょう

血行が悪くなると、お肌のターンオーバーが正常に行われなくなって、保水力のなくなった古い皮膚がいつまでも皮膚に残ってしまいます。
すると、肌が荒れて、フケなどのトラブルにつながってしまうのです。
そのため、生え際を中心に頭皮の血行を促進するようにしましょう。

入浴

入浴は、全身の血行をよくする働きがあるため、頭皮だけでなく、全身のお肌の調子を整えるのに役立ちます。
入浴する時間がない場合や、気軽に血行を促進させたい場合は、蒸しタオルなどで首筋などを温めるだけでも効果的です。

冷えは血行不良の大きな原因になるため、体を温めることを意識して生活しましょう。

マッサージ

頭や顔、首、肩などをマッサージすることで、滞った血流やリンパを流すことができます。
デスクワークが多く、首や肩がこっているという方は、自然と頭や目もこってしまいます。
適宜ストレッチやマッサージを行って、筋肉を動かすようにしてください。

ツボ押し

小さな動きでさりげなく、どこででもできるのがツボ押しのメリットです。
頭にあるツボだけでなく、手や足など、全身に血行を促進させるためのツボや頭によいツボがあるため、ゆっくり刺激してみましょう。

(まとめ)前髪からフケが出ることもあるの?

頭皮から落ちたフケが前髪につくことがあります

フケは頭皮から落ちるものなので、前髪から出ることはありません。
しかし、頭皮から落ちたフケが前髪につくことはあるので、しっかりケアするようにしましょう。

前髪のフケは特に生え際から落ちていることが多いものです

前髪にフケがあるけれど、それ以外の場所は特に問題がないという場合は、生え際の皮膚になんらかの異常が起こっている可能性があります。
皮膚の状況を確かめてみましょう。

保湿対策をしっかりとりましょう

乾燥のしすぎから起こるフケも、皮脂の過剰分泌によっておこるフケも、どちらも乾燥が原因になっている場合があります。
清潔と保湿を意識したケアを行って、改善しない場合は皮膚科にかかりましょう。

生え際や頭皮の血行促進を心がけましょう

血行が悪いと、お肌のターンオーバーが正常に行われなくなり、肌荒れが起こります。
頭皮の血行を促進させて、肌を健康に保ちましょう。
入浴やマッサージ、ツボ押しなどが効果的です。

この記事の監修 アンファー株式会社

○事業内容
化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

○研究開発・製造
エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。